A社は、大手通信業のグループ会社でお取引のほとんどが親会社からのものです。
といった課題が挙げられ、社員が“作業員化”傾向にあることが分かりました。 対象となる入社5年目、30才前後の中堅社員ともなると、言われたことにただ誠実に対処するだけでは、職責を果たせません。 課題となるスキルは、コミュニケーション力とのことでしたが、ヒアリングを重ねるうちに、その中でも、『事実を基に根拠のある意見構築力』と、『相手の言いたいことを引き出す質問力』に、強い課題感をお持ちであることが分かりました。 これまでの研修は、技術系のものが多く、ヒューマンスキル系研修の経験はほとんどない状態です。
プロジェクト進行において、自主的・自発的に現場の効果的なハブ機能を果たす人づくり
【事前課題】 事前に日常業務の振り返り40項目の質問票に答え、参加目的を明確にしています。
【Day1カリキュラム】
1.オリエンテーション
2.役割等級の理解
3.コミュニケーション力UP①
4.コミュニケーション力UP②
5.Day1総合演習
6.まとめ 〜事後課題解説
【事後課題】 自身の現場で学びを活用し、周囲の反応を観察する。
【Day2カリキュラム】
2.事後課題の結果分析
3.論理的な意見構築力UP①
4.論理的な意見構築力UP②
5.Day2まとめ
アンケート結果も高く、メッセージ欄に長文の書き込みが多かったことから、受講満足度は高かった。課題となっていた自発的なコミュニケーションと意見構築についても明確な取り組みが発表され、高い理解と共に現場の効果的なハブ機能を果たすモチベーションが上がった。